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【初心者・ベテランともに必見】スライスから卒業できる!? つかまりやすいドライバーの選び方!
こんにちは!ライターの中島です!
前回の記事は読んで頂けたでしょうか?(´▽`)
ゴルフクラブの選び方の記事を通して、みなさんのお役に立てれば・・・と思っています!
今回のお題はスライスです!
スライスとは右打ちの場合、大きく右に曲がることです。(左打ちの場合は左です。)
私がゴルフショップに勤めていた頃、ゴルフクラブメーカーの方から「アマチュアゴルファーでスライスに悩んでいる方は70%~80%いる」ということを聞いたことがあります。
私もゴルフを始めた当初は何球打ってもスライスでした・・・。
今でもミスショットはスライスです! ゴルフクラブの特性上、スライスするのは自然なのです!!
ゴルフクラブの特性上、スライスするのは自然なのです!!
今回、こちらの記事でスライスのメカニズムとスライスに悩んでいる方に、おすすめの中古ドライバーを価格帯別に選定していますので、ぜひご覧になってください(´▽`)
どうしてスライスする?
まずはどうしてスライスするのかをご説明します!
ボールが右に飛んでいくのは
フェースが開いている!
フェースが開くというのは下の図のように、ボールを飛ばしたい方向よりフェースが右を向いている状態です。
スイング軌道がボールを飛ばしたい方向より左に振っている!ことが主な原因です。
スイングの軌道を修正することはレッスンに通うことが1番ですが、フェースの向きを修正することはクラブに頼ることができます(´▽`)
どうしてフェースが開く?
フェースが開く理由で、1番大きいと思われることはゴルフクラブには「重心距離」というものがあるからです!
「重心距離」とはシャフト軸からヘッドの重心(芯)までの距離のことです。
道具を使ってボールを打つスポーツは野球(バットでボールを打つ)、テニス(ラケットでボールを打つ)といったように、たくさんありますが、重心距離がある道具でボールを打つのはゴルフくらいなのです!(ホッケーは重心距離あります!)
野球やテニスはグリップ(持つところ)の延長線上に芯(重心)がありますが、ゴルフクラブはグリップの延長線上に芯がありません!
この重心距離のおかげで、他のスポーツでは味わえない爆発的な飛距離が出るのです(´▽`)
その反面、グリップの延長線上に芯がある感覚でクラブを振ると、フェースが開く方向に重心が引っ張られます!
これが多くのゴルファーがスライスに悩まされている原因の1つです(´▽`)
スライスを軽減するには!?
上の図でご説明したように、重心距離があるとフェースは開くように動きます。
たとえば、重心がグリップの延長線上に近い位置にあると、どうなるでしょうか?(´▽`)
そうです! フェースが開くように動く力が弱くなります!
そうすると、フェースを返しやすくなるのです!
脱スライス!? おすすめドライバー!
少し難しい話になってしまいましたが、そろそろスライスに悩んでいる方にオススメの中古ドライバーを価格帯別でご紹介します!
中古クラブは状態によって価格が異なるため、状態は真ん中のランク、ヘッドカバーありで検索しました(´▽`)
重心距離が短いドライバーはプロや上級者が球筋をコントロールしやすいように作っているものもあるので、そのようなクラブは避けて、重心距離が35mm前後のものを選定しています!
ちなみに、2018年モデルのドライバーの重心距離の平均が40mmくらいです。
5,000円部門!
【ブランド】キャロウェイ
【モデル】 ビッグバーサ ディアブロ ドロー
【年式】2009年モデル
【重心距離】35.1mm
【平均価格】5,250円
5,000円部門はキャロウェイ「ビッグバーサ ディアブロ ドロー」です!
このドライバーは大型ヘッドで芯も広くなっているので、やさしいドライバーです(´▽`)
バージョン違いでキャロウェイ「ビッグバーサ ディアブロ ニュートラル」というモデルもあります。
こちらはつかまりを抑えているモデルなので、ご注意を!
10,000円部門
【ブランド】ブリヂストンゴルフ
【モデル】J715 B3
【年式】2015年モデル
【重心距離】33.2mm
【平均価格】10,500円
10,000円部門はブリヂストンゴルフの 「 J715 B3」です!2015年なので、ついこの前のような感じですね(´▽`)
ここ数年、クラブメーカーは年を追うごとに重心距離が長くなっている傾向の中、あえて重心距離が短く、つかまりやすいドライバーを発売して、スライスに悩む方を救ったモデルです!
このモデルはプロモデルのように思われていますが、やさしさも兼ね備えています!
こちらも「J715 B5」という違うバージョンのモデルが出ています!
「J715 B5」 はヘッドが小さく、少し難しく感じると思いますので、ご注意を!
15,000円部門
【ブランド】ヤマハ
【モデル】インプレス RMX02
【年式】2015年モデル
【重心距離】35.1mm
【平均価格】15,000円
15,000円部門はヤマハの「インプレス RMX02」です!
このクラブは芯が広く、ボールが上がりやすく、つかまりも良いです!
やさしさの3拍子が揃ったドライバーですね(´▽`)
こちらもバージョン違いで、「インプレス RMX 01」と 「インプレス ツアーモデル」というシリーズが出ています!
「インプレス ツアーモデル」 は名前の通り、プロ・上級者向けのクラブですが、 「インプレス RMX 01」 は 「インプレス RMX 02」 よりボールが低くなるくらいで、つかまりは良いクラブです(´▽`)
20,000円部門
【ブランド】ミズノ
【モデル】MP type-2
【年式】2017年モデル
【重心距離】35.6mm
【平均価格】21,000円
20,000円部門はミズノ「MP type-2」です!
ミズノのMPシリーズは物凄く難しいイメージがあると思いますが、このモデル意外とやさしいです!
ノーマルの状態でもボールがつかまりやすいのですが、シャフトのアジャスタブル機能を使って、Uと書いてある箇所にシャフトを装着すると、更につかまります(´▽`)
こちらも 「MP type-1」 という別バージョンが出ています!
「MP type-1」 は小ぶりなヘッドで難しいので、ご注意を!
番外編!!激短い重心距離ドライバー!!
【ブランド】ヤマハ
【モデル】RMX216
【年式】2016年モデル
【重心距離】31.3mm
【平均価格】21,000円
私が調べた限り、このヤマハ「RMX216」が1番重心距離が短いドライバーでした!
「ボールが上がりやすい」「ボールがつかまりやすい」「芯が広い」
やさしさの3拍子がそろったドライバーです(´▽`)
まとめ
気に入りそうなクラブは見つかりそうでしたか?(´▽`)
ちょっと小難しくて居眠りしそうになったのでは?
最初は少し眠くなる内容かもしれないですけど、スライスする原因を知ってクラブを振るのと、知らないで振るのでは、結果がかなり違ってきます!
今回、調べていて感じたことが、重心距離が短いドライバーは圧倒的に国内メーカーが多いことです!
理由は2つ考えられます。
まず1つ目。
海外メーカーはどちらかというと、ヘッドの返りより、ヘッドの直進性を重視してクラブを作るからです!
そして2つ目の理由。
日本のゴルファーは「フェースを開いて閉じるスイング」をしている傾向が多いということです!
もし、今使っているドライバーが海外メーカーのもので、「どうしてもスライスしてしまう!」という方は、今回ご紹介したオススメドライバーを使ってみてください(´▽`)
最後まで読んで頂いてありがとうございます!
それでは、また次回に!