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ゴルフ後の疲れた体と肌を温泉で癒そう♪オススメの泉質&疲れがとれる入浴法
こんにちは。トラベルライターのManaです。
「温泉」といっても全て同じではなく、泉質によって特徴が異なります。泉質の特徴を知識として蓄えておけば、用途にあわせて温泉を活用することができます。
今回は、ゴルフ等の屋外スポーツ後に適している温泉の泉質と入浴法について、紹介していきます。
オススメの泉質
温泉の泉質は全部で10種類あります。それぞれの特徴の面から特に適していると思う泉質を、筆者の独断と偏見で紹介していきます。
体に優しい単純温泉(たんじゅんおんせん)
運動をほぼしない筆者ですが、長距離運転等の疲れで癒される泉質が単純温泉です。
単純温泉は他の泉質に比べて刺激が少ない分、体に優しく、湯あたりしにくいのが特徴です。
体が疲れている時は、単純温泉の優しさが身に染みて、時間が許す限り浸かっていたいぐらい気持ち良い、と筆者は感じます。
疲れた時こそ、単純温泉での入浴をオススメします。
入浴するとさっぱりするナトリウム-炭酸水素塩泉(たんさんすいそえんせん)
炭酸水素塩泉の中でも「ナトリウム-炭酸水素塩泉(昔は[重曹泉]と呼ばれていました)」は、入浴するとさっぱりする感覚があるので、特に夏に適している温泉です。
その反面、肌が乾燥しやすい特徴があるので、湯上がりに保湿剤をお忘れなく。
日焼けした肌を保湿する塩化物泉(えんかぶつせん)
筆者が行ったことのある温泉の8割は、塩化物泉。海の近くに比較的多く、口の中に入るとしょっぱさを感じます。塩化物泉には、肌を保湿する効果があります。
日焼けした肌は保湿することが大切だと言われていますが、ゴルフ等の屋外スポーツの後には適している泉質だといえます。
その反面、塩化物泉には保温効果もあるので、夏場は湯上がりに汗をかいてしまいます。なので、夏以外の季節にオススメの泉質です。
どうしたら泉質が分かるの?
どうしたら温泉の泉質が分かるかというと、手っ取り早く泉質を事前に調べられるのは、各温泉協会や各施設のホームページを閲覧することです。
それ以外の方法だと、温泉好きな人がよく見ている「温泉分析書」です(上記写真)。簡単に言えば、「私はこんな温泉です!」と事細かく、その温泉について記載されています。
温泉分析書は入浴・足湯・飲泉に関わらず、温泉があれば必ず掲示しなければいけないものです。各施設の脱衣場や受付、足湯、飲泉所付近にあることが多く、紙か紙以外のものに記載されています。
温泉分析書に記載されている項目は、泉質をはじめ、温泉に含まれている成分の数値や源泉の温度、pH値、適応症(効能)、禁忌症、入浴する上での注意事項etc.
別途、温泉に水を加えているかの有無、温泉を温めているかの有無、循環・ろ過しているかの有無、塩素消毒や入浴剤の有無が掲示されている場合があります。 それらの項目が全て「無し」であれば、源泉に何も加えず、かけ流していると言えます。源泉かけ流し重視の人や塩素臭が苦手な人は、こちらの項目に注目してみてください。
とまぁ、こうやって説明していくと、どうしても堅苦しくなってしまうので、泉質名とpH値(大まかに、酸性か中性かアルカリ性か)に注目してもらえたらと思います。
ゴルフ等のスポーツ後の入浴法
温泉ソムリエのテキストで紹介されているゴルフ等のスポーツ後の入浴の仕方について、こちらで紹介していきます。簡単にまとめると、以下の通りです。
【その1】スポーツ後すぐに入浴するのではなく、30分以上横になって休んだ後に入浴したほうが、疲れが取れやすい
【その2】汗で流れ出た水分を補う為、入浴前と入浴後は水分補給をする
【その3】水を桶にとって20~60秒足をつける→お湯に3分間足を浸からせる、(寒い場合は入浴しても大丈夫です)、を3~5回繰り返す「温冷交互浴(おんれいこうごよく)」が、筋肉疲労には効果的
【その4】入浴後はストレッチをする
【その5】スポーツ上達の為、入浴後15~30分にイメージトレーニング(悪いイメージが思い浮かぶ場合は、頭を空っぽにしてボーッとする)をする
温泉でなくても、家のお風呂でも出来るので、興味のある人は一度試してみてくださいね。
また、スポーツ前に入浴(足湯だけでも充分。額が汗ばむ前に上がる)して、体を温めるのも良いそうです。
さいごに
何となく温泉に入っていた人も、温泉の泉質に目を向けてみると面白いですよ。ぜひ、用途別に温泉を活用してみてくださいね。
新型コロナウイルス感染予防を徹底しましょう
- 体調がすぐれない場合(発熱・咳・くしゃみ等)は、入浴は控えましょう
- 脱衣所や浴室が混雑している場合は、時間ずらして入浴する等、気をつけましょう
- なるべく利用者間の距離をあけるようにしましょう
- マスク・ハンカチ・ティッシュ等で口や鼻を覆う「咳エチケット」や、浴室内で痰やつばを吐かない、鼻水をかんだ手を浴槽で洗わないなど、入浴時のエチケットを守りましょう
- 短時間での入浴を心がけ、近い距離での会話は避けましょう
- サウナ・蒸し風呂のご利用にあたっては、室内が密集しないよう心がけましょう
この記事を書いた人
1994年生まれのトラベルライター。
温泉が好きで女子の特権を活かし、「オシャレでかわいく、快適に温泉を楽しみたい」と常に考え、実際に考えた温泉コーデや自分なりにこだわりのある温泉グッズを持って、実際に温泉に足を運んでいる。自称「温泉かわいい研究家」。