レジャーゴルフ【Caddy】 > コラム > 【新ルール対応】初心者に嬉しいゴルフのOBルール。動画つきでわかりやすく解説
【新ルール対応】初心者に嬉しいゴルフのOBルール。動画つきでわかりやすく解説
2019年1月1日から新ルールがあり、OBに関するルールが大きく変わりました。
OBに関するルールは難しい点も多く、いまいち新しいOBのルールに付いていけていないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、OBの基本的なルールを抑えながら、新ルールについてもわかりやすく解説しました。
動画や図表つきで説明しているので、初心者の方にもイメージがつきやすくオススメです。
1打罰なのに実は2打分損してる!?OBってそもそもどういうこと?
しっかりわかる!OBの意味。
OBとは、アウトオブバウンス(Out of Bounds)の略で、ゴルフがプレーできる区域の外を指す用語です。
多くのスポーツと同様に、ゴルフでもボールを場外(=OB)に出してしまった時にはペナルティがあります。
実は +2打するだけ!OB後の打数の計算。
ボールをOBに入れてしまった時、1打罰となって、もう一回打ち直しになります。
例えば、2打目に打ったボールがOBに入って打ち直した場合、以下のように計算します。
1打目のショット(1打)+2打目のショット(1打)+OBのペナルティ(1打)+OB後のショット(1打) = 4打
よって、 OB後のショットは4打目です。
OB後のショットは、+2打と考えておけば簡単に計算できます。
再生回数62,000回超!!とてもわかりやすい、OBルールの解説動画。
OBについては、ローカルルールも存在し、正しいルールを知ってプレイしている人は意外と少ないです。
下の動画では、4分程度でOBについて、新ルール改正の内容も含めて詳しく解説してあります。
わかりやすくてオススメですので、ぜひご覧ください。
OBのラインは一体どこから?間違いやすい、コースのルール。
どこからがOBなの?コースとOBの境界ラインについて。
OBは、コースの境界の外側、もしくは、競技委員会やゴルフ場管理者がOBとした区域です。
OBとプレーできる区域は、白杭か白線によって示されています。
白杭だけの場合は、ボールの前後にある白杭の内側を結んだラインがOBラインです。
OBのライン上はアウト!?意外と知らない、OBの正しい範囲。
OBラインはわかったが、OBのライン上に乗った場合はどうなるのか?
という疑問もあるかと思います。
考え方としては、『OBラインからボールが少しでもOB側に出たらアウト』です。
ボールがOBライン上に乗ったとしても、OB側にボールがはみ出していない場合は、セーフとなります。
スイングの時にOBの杭が邪魔になった。こんな場合、杭を動かしていいの??
OB杭は固定物?動かしたら2打罰が科せられる。
OBを示す白杭の近くにボールが行って、スイングをする邪魔になった時、白杭を動かしてスイングをしてもいいのでしょうか?
基本的に、プレイヤーが白杭を動かすことはできません。
OB杭は、ルール上で定める障害物ではなく、固定物とみなされるからです。
仮にOB杭を動かしてしまった場合、ルール違反で2打罰が科せられます。
ウォーターハザードの杭やヤード杭は障害物!動かしても大丈夫。
OB杭は固定物なので動かしたら、2打罰が科せられるということでしたが、ウォーターハザードの目印となる杭や、グリーンまでの距離を示すヤード杭を動かしてもペナルティとなるのでしょうか?
ウォーターハザードの杭とヤード杭は、障害物であるため、動かしてもペナルティは発生しません。
少々ややこしいですが、「OB杭は他の杭と意味が違ったものである。」と認識しておけば大丈夫でしょう。
【新旧ルール比較】OBになったら次はどこから打つの?初心者に嬉しい新ルール。
これまでの文章で、OBの基本的なルールについて説明してきました。
しかし、けっきょく気になる所は、
「実際にOBになったら、結局どう対応したらいいの?」
「OBになったらどんなペナルティがあって、次はどこから打てばいいの?」
という実践的なところだと思います。
【21019年1月1日のルール改正前】セカンドショット以降のOBは、打った地点の近くにドロップしなくてはならない。
2019年1月1日から有効になった新ルールで、新たなローカルルールが認められるようになっています。
下図のように、これまでは、セカンドショット以降でOBとなった場合、打った地点の近くでドロップしなくてはいけませんでした。
OBになった時の打数 | ペナルティ |
ティショット(1打目) | 1打罰。3打目として再度ティショットを打つ。 |
---|---|
セカンドショット(2打目)以降 |
1打罰。ボールを打った場所の近くで、グリーン上のホール(穴)近づかないところにドロップ(ボールを落として)再度打つ。 |
【21019年1月1日のルール改正後】セカンドショット以降のOBは、2打罰でボールを失った地点の近くにドロップできる。
2019年1月1日のルール改定によって、セカンドショット以降のOBについて、新たなルールが加わっています。
2打罰のペナルティを受ければ、ボールを失った地点の近くにドロップできるようになりました。
OBになった時の打数 | ペナルティ |
ティショット(1打目) | 1打罰。3打目として再度ティショットを打つ。 |
---|---|
セカンドショット(2打目)以降 |
1打罰。ボールを打った場所の近くで、グリーン上のホール(穴)近づかないところにドロップ(ボールを落として)再度打つ。 もしくは、OBとの境界を横切った地点や、紛失球となった地点の近くでボールをドロップし、2打罰でプレーを続ける。 |
初心者のゴルファーにありがちなのが、 ”なんども同じ地点でOBに入れてしまい、なかなかコースが進まない。”というトラブルです。
新ルールでは、この事態を防ぐために、「2打罰にしたら、ボールが紛失した近くにドロップしてもいいよ。」ということになりました。
いかがだったでしょうか?
OBのルールは、ルール改正前からややこしい点が多かったと思います。
特に初心者の方は、何回もOBに出してしまう人も多いので、ぜひルールをしっかりおさえて快適にプレーできるようになりましょう。