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【マスターズ優勝】松山英樹プロに続く、筆者推薦の「いつか世界を獲る若手海外選手3人」を紹介
どうも~ノザです!
日は経ちましたが、松山英樹プロ優勝おめでとうございます!
やりましたよね~とうとう日本人がマスターズを制覇しました。
マスターズは世界四大メジャーの1つ。四大メジャーは世界のプロゴルファーにとって最も名誉ある大会でして、プロゴルファーは皆このメジャーというタイトルを喉から手が出る程欲しがっています。
中でもマスターズは特異で、唯一毎年同じゴルフ場(オーガスタナショナル)で開催される大会。
オーガスタナショナルはまるで楽園のような造りで、ゴルフの祭典にふさわしい美しいゴルフ場。マスターズ開催しその後5月半ばでクローズ。
後はひたすらコースメンテナンスに費やすのは有名な話です。
そんな楽園のようなゴルフ場で、日本人悲願のメジャー制覇。松山プロは初めてマスターズに出場して10年という節目に優勝。
日本人が海外メジャーに参戦したのが1932年、実に89年越しの快挙となりました。
自分で説明する程に、凄い事を成し遂げたのだなと実感しますね。
でも個人的にマスターズは日本人に向いてると思っていました。最初に日本人メジャーチャンプが出るならマスターズかなと。
昨今のパワーゴルフ主流の、パー4で520ヤードとかだと日本人に分が悪いと思ってましたが、マスターズは全長もそこまで長くなかった。パー5で530ヤードとかあってパワーがモノを言うコースではない。
フェアウェイも狭くてコントロール重視でプレーできる所も、日本人の繊細な部分が生きるのかと。
- 飛距離勝負のコースではない
- 狭い所は狭くコントロールが必要なコース
以上の2点が松山英樹プロが勝てた要因だと思います。
実際片山晋呉プロもマスターズで4位という成績を持っていますしね。
と、前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「マスターズを観て、今後メジャーチャンプになるであろう注目選手」に焦点を当てたいと思います。
メジャー無冠でいながら、ハマれば一気にメジャーを制覇できるのではないかと個人的に思ってるプロを紹介していきます。
①親日家であるザンダー・シャウフェレ
出典:Xander Schauffele(ザンダー・シャウフェレ)公式Instagramより
ツアー通算4勝(欧州1勝)の27歳。マスターズで最後まで松山プロと優勝争いを演じたザンダー・シャウフェレの紹介からしたいと思います。
身長は178cmと大柄ではないものの、ドライバーは300ヤードを越える選手。母親は台湾人の日本育ちという事もあり親日家でも有名。
マスターズでは最後の最後まで松山プロと優勝争いをくり拡げました。最終日、12番から4連続バーディを奪い、一時は2打差まで詰めましたね。松山プロも15番でらしくない池ポチャをしたのも、シャウフェレのプレッシャーが少なからずあったはず。
結局16番でトリを叩き、優勝圏外に落ちてしまいましたが、最終日のバックナインでのプレーは堂々としたものでした。
僕個人的には日本で開催されたダンロップフェニックスが印象的でした。
ケプカの-20と後続に9打差を付ける圧倒的な優勝の影で、実は-11と2位タイだったんです。この時は松山プロにも1打差で勝利しています。
その後ケプカの活躍が凄過ぎてかすれてしまったかも知れませんが、日本でも実績を残していたのです。
母親が日本で住んでいた事もあり、日本語も少し話せるそう。マスターズでも日本語の冗談で松山プロを笑わせたと松山プロ本人からも話していました。
②陽気な飛ばし屋トニー・フィナウ
出典:Tony Finau(トニー・フィナウ)公式Instagram
マスターズでは10位となったトニー・フィナウ。
年齢は31歳で、陽気な性格もありアメリカでも人気の選手です。
身長も193cmと大柄で体格に恵まれています。
僕の印象では数年前のマスターズのパー3コンテストでカップインし、喜んでファンサービスをしてる最中に、足首を脱臼した記憶が思い出されます。茶目っ気たっぷりにはしゃいでいた姿に好印象を持ちましたね。
特徴としては飛距離がもの凄いという点です。2018年には飛距離ランキングで314ヤードを記録し、3位に入っています。昨今では意図的に飛距離を落としたスタイルにしていますが、彼が本気で飛距離を欲したら凄い事になると思います。
丸山茂樹プロもまだ若き日のフィナウを、「5番アイアンで250ヤード飛ばしてた」と言ってますからね。
異次元です。彼が飛距離を求めたらどんな事になるのか…。
戦歴で言うと、中々結果が出せていたのが現状。16年のプエルトリコオープンで優勝を飾ってから勝利には遠ざかっています。いつも良い所まで行くのだけど、ビッグタイトルを取れない選手です。
ただ体格にも恵まれ飛ばしの神様に愛されている。なのでどこかでハマれば化ける可能性大だと思っています。アメリカでも人気のプロなので、早く声援に答える勝利を飾って欲しい所です。
③突然マスターズに現れたウィル・ザラトリス
出典:Will Zalatoris(ウィル・ザラトリス)公式Instagram
松山プロが優勝した2021年マスターズ。異色を放ったのがウィル・ザラトリスという選手。
ほぼ無名の選手ですが、初マスターズで2位という快挙を残しました。
何とマスターズ前週の世界ランキングでギリギリ50以内に滑り込み、そこからの2位ですから一気に成功へと駆け上がりましたね。
若干24歳でプロ転向も2018年なので、情報自体も少ないですが、実は2020年の全米プロでは6位に入ってるのです。身長も188cmと大柄で最終日も崩れない度胸を持っています。
体格に恵まれているので、もう少し筋肉を付ければ飛距離もアップするのではないでしょうか?中島プロは実況で「188cmもないよ!絶対ない!」と言っていて、実際身長が高い事を知った時の陳謝が面白かったですね。
マスターズが行われて数日後、婚約発表をしました。これもマスターズで結果を残せた事や、何らかの決意の表れなのかも知れません。
まとめ
という事でまとめます!
【いずれ海外メジャーを取るであろう男子プロはこの3人】
- ザンダー・シャウフェレ
- トニー・フィナウ
- ウィル・ザラトリス
以上になります。
マスターズを見た限り、上記3人はこれから活躍して行くんじゃないかと個人的に期待しています。
本当なら日本人プロも入れたかった所ですが、正直今の段階では松山プロしかいないのも現実。ただゴルファーはいつ何時に開花するか分かりません。
いずれ日本人同士でメジャーの最終日をプレーするかも知れない。2021年のマスターズでそれは決して可能性の低い目標では無くなったはずです。
- 井戸木プロがシニアで海外メジャーを制覇
- 渋野プロは女子の海外メジャーを制覇
- 松山プロは男子の海外メジャーを制覇
一昔前までは考えられなかった事が、現実になり、日本人がどんどん活躍して来ています。
ゴルフファンをとして、今の時代に生でそれを観られて幸せです。
それではまた!
この記事を書いた人
関東在住の普通のサラリーマン。
ゴルフ歴は10年以上。月一ゴルファー。
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