コースデビューまでの練習量
ゴルフを始めてから、コースデビューするまでには、どれくらいの練習が必要なのでしょうか。
実はこれには明確な基準はありません。
週1回の練習を3ヶ月程度続けてからコースデビューする人もいれば、週2回の練習で半年くらいかけてコースデビューする人もいます。中には練習を始めてから1年以上かけてコースデビューする人もいます。
自分のペースで練習し、自分自身のスイングにある程度自信を持てるようになれば、いつコースデビューしても問題ないでしょう。
コースデビューは仲間内と
コースデビューは、できるだけ上級者の友人や知人と回るようにしましょう。ほとんどの上級者は、コースデビューしたての方と同伴経験がありますので、適度にサポートしてもらえるでしょう。
また、できればコースデビューは4人の組ではなく、3人または2人の組でラウンドできると尚良いでしょう。ゴルフ場ではスムーズなプレーが要求されます。始めてのラウンドでは思うようにボールが飛んでいかず、どうしてもプレーに時間がかかってしまいます。そのため、なるべく少人数でのプレーがおすすめです。ただし、2人でラウンドする(ツーサム)場合は、知らない方と一緒になる場合もあるので事前に、2人だけでラウンドできるか確認しましょう。
さらに、予算はかかりますがキャディー付きで回ることが理想です。進行に対するさまざまな手助けやアドバイスがもらえるため、安心してラウンドすることができるでしょう。
コースデビュー同士4人でラウンドすることは他のプレイヤーの迷惑になるので絶対にやめましょう。また、格式の高いゴルフ場や大人数のコンペなどもコースデビューには向いていませんので、避けるようにしましょう。
なるべく早いコースデビューがおすすめ
上記のことに注意し、なるべく早い段階でコースデビューすることをおすすめします。
その理由はひとつ、「コースでプレーすることで本当のゴルフの魅力に出会える」からです。
ゴルフ場の新鮮な空気、緑の芝生に青い空、始めてのゴルフ場では練習場では経験できないことがたくさんあります。
もちろん、コースデビューの時は、練習場で打てていたナイスショットが打てることは稀です。思い通りにいかないことがほとんどでしょう。スコアも思っていたより悪いかも知れません。
それでも、コースデビューを果たすことで得られるものは非常に多いはずです。
- ドライバーをもっとまっすぐ飛ばせるようにしたい
- パットが全然ダメだった
- ダフってばっかりでなかなか前に進めなかった
- バンカーからでない
など、さまざまな課題が見つかるはずです。そして、その経験こそが、次からの練習の質を高めてくれるのです。
コースデビューするまでは、ただただクラブを振ってボールを打つ練習をしている方がほとんどでしょう。しかし、コースデビューすることで、明確なイメージを持って練習できますし、力いっぱいスイングして少し遠くに飛んだところで大して意味がないことにも気づけるはずです。
コースデビュー前にショートコースにいってみよう
数本のアイアン、ドライバーなど、ある程度打てる自信がつけば、基本的にはいつコースデビューしても問題ありませんが、練習場ではあまりできない、パターやバンカーの練習を事前にしておけばより安心してコースデビューを果たすことができるでしょう。
そういった練習を総合的にできるのがショートコースです。
ショートコースは、予約せずに回れるところも多く、練習場も併設しているところがあるので、ぜひコースデビュー前に一度は足を運んでみましょう。
バンカーやグリーンの感覚、ショートコースによっては池や林などさまざまな障害物が用意されているので、本番さながらの雰囲気を体験することができます。
コースデビューまでに身につけておくこと
コースデビューまでにに身につけておかなければいけないことは、実はゴルフのスキルそのものよりも、マナーやルールです。最初から上手にラウンドできる人なんてほんの一握りです。スコアは気にせず、マナーやルールを守って、気持ちよく楽しむことを大切にしましょう。
この記事を書いた人
「レジャーとしてのゴルフを楽しむ」をモットーとするゴルフ情報メディアCaddyの編集部のキャディ子です
編集部スタッフの大半が初心者ですが、“ゴルフを楽しむプロ集団”として、自ら学び体験しながらコンテンツをつくっています。