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【第二回】ヘッドスピードを上げる加速原理 運動学×物理学でわかりやすいレッスン

「わかりやすい!」「腑に落ちた!」とその指導に定評のあるゴルフトレーナー小澤康祐さんによる講座を動画と解説テキストでご紹介。

感覚的な指導ではなく、「どうしてそうなるのか?」「どうすれば改善できるのか?」など「なぜ?」を知りたい方は必見です!

第二回目は『ゴルフ・究極の飛距離アップ法!ヘッドスピードを上げる加速原理』。あらゆるスポーツで応用されている「加速原理」をゴルフに応用してヘッドスピードを稼ぐ方法を解説していきます。

早速以下の動画をご覧ください。

テキスト解説

この動画ではあらゆるスポーツの加速原理をご紹介します。例えばテニスのサーブ、ストローク、野球のバッティング、ソフトボールのウィンドミル投法も同じです。

ヘッドスピードを加速させてインパクトに向かう、これらのラケット系の腕を振るという競技は全てにおいて共通した原理を使って先端を加速させています。これをゴルフスイングに応用することができれば効率的にヘッドスピードを加速させることができると考えています。

まずヘッドを加速させる原理を使い、それを体得するというところからスタートしましょう。

ヘッドを加速させることができると、そこに遠心力だったり慣性の力がかかってきます。そのため、プロのスイングはインパクトからフローした後も体がブレずに頭が残ります。しかしアマチュアの場合、バランスを崩して体が動いてしまうことが多くあります。

これはヘッドスピードがないと後ろに体重が残るのは当然で、アマチュアのヘッドスピードが遅い方がプロのスイングを真似してもプロと同じにならない理由というのは、すべてヘッドを走らせるというところからスタートしないからと考えています。

まずは、ヘッドを走らせヘッドスピードを上げる原理を掴む

ヘッド走らせヘッドスピードを上げるという原理を体に染み込ませることからスタートして、それから細かな動き作りに入っていく流れになります。

まず全てのスポーツに共通する先端を加速させる技術、これを掴んでいただいてからいろいろなリストワークやバランスの使い方に入っていただくと、プロと同じようなスイングが徐々にできてきます。

そうすると、ドライバーで270~280ydを打てるようになったり、アイアンもスピンがかかって高い球が出せ、グリーンに止まる球が打てる。つまり、バーディーチャンスになるゴルフができるということに近づきます。

もっと遠くへ飛ばしたい、バーディーチャンスの球を打ちたいという方は多いと思いますので、そのような方はとにかくヘッドスピードを上げてヘッドを走らすという原理を掴みましょう。

基本は円運動、外からインサイドに入ってきて、8の字のように振る

円運動をどのように使うかによってヘッドが走るのか、逆に振り遅れてしまうのか、これが圧倒的な差となって出てきます。

ヘッドを走らせるというのは極端にいうとカウボーイがロープを投げる原理と一緒です。

テニスプレイヤーがインサイドに引いて出すのではなく、アウトサイドに出して加速させるのも同じです。外からインサイドに入ってきて、8の字のように振る…これをどうやってゴルフスイングに入れていくかということになります。

基本は円運動、外からインサイドに入ってきて、8の字のように振る

いろんな方が悩んでいる動作の多くは、シャフトクロスだと思います。クロスしたところから振りにいってヘッドが下がる、シャフトが寝る、このようなことで悩んでいる方は非常に多いです。

これを、その動作の一コマ一コマでクロスしたシャフト直そうとしたりとか、ヘッドが寝てしまうのを無理やり立てていったり、無理やり溜めにいったりなど、一コマ一コマで改善しようとしたり、軌道を無理やり作るようなレッスンをしていくと、どんどん球は飛ばなくなってしまいます。

外からインサイドに入ってきて加速させるというスイングが出来てくると、自然にレイドオフと言われる形になってくる、シャフトはクロスではなくてストレート、もしくはオープンのトップ付近の動きに変わってきたり、トップからダウンスイングにかけてシャフトが立ってくる動き、このようなことが一つの動きによって完全に再現すること出来ます。

それが手によって作るのではなく、体幹の動きによって作れると、すべて自動的に出来ます。これができると打つ瞬間にいろいろ考えずに、無意識動作の中でそれができるようになるので非常に大切です。

これが全部できるようになったとするとヘッドを加速させるこの原理は使えるし無意識に自動的に動作をおこして打つということができるので、かなり遠くまで今までと比べると飛ばすことができるのではないかと思います。

パワーはあるのになぜか飛ばない、パワーがないけど飛ばしたい、こういった方のお悩みにこのヘッドを加速させるという原理は役に立つと思います。

ozawa
小澤康祐

物理学から効率的な運動動作を考察し、運動に関する独自理論を構築。トレーナーという立場から、プロゴルファーにも動作や体作りについての指導を行っている。

<メディア出演>
NHK「あさイチ」、フジテレビ「とくダネ」、週刊ゴルフダイジェスト、月刊ゴルフダイジェスト

ゴルフスイング物理学

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