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コラム

パッティングはゴルフスコア約4割!その重要なパターの種類と選び方

2018年8月2日

ゴルフクラブには、ウッドやアイアンなど色々なものがありますが、その中でも他のクラブと異なり特殊な形状をしているのがパターです。そして、ゴルフスコアのうち、パッティングが約4割を占める言われています。

今回は重要なパティングを左右するパターの種類、選び方についてまとめました。

ヘッドの形状によるパターの種類

パターは唯一グリーン上でしか使わないゴルフクラブです。そのため他のゴルフクラブの様に球を上げる機能はなく、狙った方向にボールを転がすために作られています。

正確にボールを転がせるかどうかで、スコアも大きく変わってしまうため、パター選びには重点を置きたいものです。

全ストロークの半分から3分の1に使うパターには主にヘッドの形状で4つの種類があります。

ピンタイプ

ピンタイプ

昔からなじみの深いパターがこのピンタイプです。「PING」が初めて作り出したことからそれ以降に販売されている同じ形状のものをピンタイプと呼ばれており、代表的な特徴は構えやすく、操作性が良い所です。

頻繁にゴルフを楽しむ方でも、プロの様にいつでも同じパッティングをすることは難しいものですが、このピンタイプはフェース面がスクエア型をしており、ターゲットに合わせやすく、安定感があります。

また、フェースの両側に(トゥとヒール部分)重心を置いているため、スイートスポットが広くなる設計をしています。例え芯を外れてもヘッドがぶれにくいため、ミスがあまり目立ちません。比較的上手く転がり、ロングパットなどの難しいパッティング場面でも、気持ちよくボールを沈めることができます。

初心者や中級者などはフィーリングでパッティングをする方も多いと思いますが、そうした方に向いているおり、プロにも愛用者がたくさんいるパターです。

マレットタイプ

マレットタイプ

マレットタイプは重心が後方にあり、かまぼこ型とも呼ばれています。重心が深く作られているため、ヘッドが左右にぶれにくく、直線的なイメージでパッティングすることができます。

また、ヘッドが大きく作られているため、目標に合わせやすく、シャフトの軸線も芯と重なっているモデルが多いため、扱いがそれほど難しくありません。芯を外れたパッティングでも距離が落ちにくいのが利点ですが、デメリットは距離感がつかみにくい点です。

ヘッドの重みがあだとなり、距離に合った力の調節が分かりにくいと言う難点があります。

ネオマレットタイプ

ネオマレットタイプ

先のマレット型よりも面白い形状をしているのがネオマレットタイプです。

マレットタイプと比べヘッドもより大きく作られており、重心もより深く設計されています。そのためパターの中でも直線的なパッティングが繰り出しやすい種類と言えます。

色々なネオマレットタイプが売られており、2ボールタイプになっていたり、角が生えた形状をしている物などがありますが、いずれもマレットタイプにプラスアルファの工夫がされていて、芯を広く設けたり、パットラインが分かりやすいなど、ミスを軽減できるアイディアが盛り込まれています。

デメリットは、ヘッドがマレットタイプ以上に重い点です。マレットタイプもヘッドの重さからロングパットが難しいですが、ネオマレットタイプも同様の難点があります。

L字タイプ

L字タイプ

シャフトとヘッドが垂直に交わっている、つまりL字に近い形状をしているのがこのパターです。

パターにはまっすぐ引いて、まっすぐ打つタイプが多くありますが、このL字タイプは地面と平行に弧を描くように打たなくてはならないため、初心者向きとは言い難いタイプです。

操作性は良く、まるでアイアンの様にパッティングができるため、正確な距離感が出やすいと言うメリットもありますが、スイートスポットが他のパットと比べ狭く設計されており、上級者向きのパターと言えるでしょう。

パターの選び方の基準とポイント

自分が欲しいと思えるパターの種類が大まかに決まったら、次は自分にマッチしたパターを選ぶ作業が必要となります。好みで選んでいくことも大切ですが、より良いパッティングができるパターを選びたいものですよね。ここからはパターの選び方について考えていくことにしましょう。

試し打ちは必ずしよう

どんなパターを選ぶにしても大切なことが試し打ちをしてみることです。ゴルフショップでは、試打室が設けられている所も多いため、実際に打ってタッチの合うパターを選ぶと良いでしょう。

自分の力と距離感が上手く伝わるパターであるか、まずはその辺から感覚的に選んでみることが大切になります。どんな点をチェックしていけばいいのか詳しく見ていくことにしましょう。

パターの大きさ

パターには種類ごとに様々な大きさが用意されています。かなり大きめのものや小さくスタイリッシュなものなどあり、どれを選んでいいのかは迷うものです。

パターの大きさ選びで覚えていて欲しいのが、大きいものほどスイートスポットが広く、ストロークの余計なブレを制御してくれる働きがあること。パターが得意ではない場合、比較的大き目のものを選ぶようにするとスコア上昇につながります。

ただし大きいパターの欠点は操作性の悪さと繊細な感覚の伝わりにくさです。イメージ通りのパッティングができないと思うのであれば、程よい大きさに抑えると操作性などが上がります。

パターの重さを吟味しよう

パターの大きさと比例するのがパターの重さです。大きいものほど重く、小さいものほど軽くなりますが、ピンタイプのパターとマレットタイプのパターでは重量もかなり違ってきます。

パター選びで重さを見ることはかなり重要です。軽いパターと重いパターを比べながら、自分がどちらの方が打ちやすいのか、スムーズにボールを打てるのか、好みを基準に選んでみると良いでしょう。

ただしゴルフ場のグリーンの質などでもパッティングの感覚は変化することがあります。

高麗芝を用いている場合、芝目の影響が強いため、勢いよく当てることのできるタイプの軽いパットの方が距離感も合わせやすいですが、ペント芝の場合は重めのパターを選んだ方がストロークしやすく、ボールが思ったように転がります。

普段から利用しているゴルフ場のグリーンの芝の特徴を考慮して、パターを選んでみるのも良いでしょう。

グリップの太さ

パターのグリップも様々なものが用意されるようになってきています。

細目や一般的な太さのグリップは自分の思い描いたフィーリングが伝わりやすいため、感覚的なパッティングがしやすいグリップと言えますし、反対に太目のグリップは、手首や指先の余計な動きが伝わりにくく、安定したパッティングが実現しやすくなっています。

手だけでパッティングしてしまうミスを制御してくれるため、よりパットが決まりやすいパターと言えます。

フェースの硬さ、フェースインサート

パター選びではフェースの硬さも重要です。フェースインサートとはパターのフェース面に埋めこまれたファイバーやプラスチックのことですが、これでフェースの硬さが変わってきます。

パターは繊細に扱うものですので、フェース部分の硬さもしっかりチェックしていきましょう。硬いフェースのパターは、フィーリングが伝わりにくいですが、球が転がりやすく距離に物足りなさを感じる方には向いていますが、柔らかいフェースはストロークがスムーズに出せますので、距離感が伝わりやすいですが、パッティングがショートになってしまうことも。自分のパッティング傾向と照らし合わせて選びましょう。

また、普段使用しているボールの硬さにも着目してみましょう。柔らかいボールを使用している場合には、さほど差はありませんが、硬めのボールを使っている場合には柔らかいフェースを選んだ方がマッチ度も上がると言われています。

硬めのボールは転がりやすいため、そこに硬いフェースのパターを選んでしまうとパッティングがオーバー傾向になってしまうためです。ぜひ硬さにも着目してパターを選んでみてください。

フェースバランスにも注目

フェースバランスとはパターの中央付近に指を置いたり、パターを机に置いてフェースだけを外側に出した時に見られるフェースに見られる傾きの角度のことです。

この時フェースが真上を向くものをフェースバランスタイプ、フェースが傾いてしまうものをノンフェースバランスタイプと呼んでいます。

フェースバランスタイプはまっすぐ引いてまっすぐ打つタイプのパターとなるため、初心者にも扱いやすいですが、ノンフェースバランスタイプは弧を描くようなパッティングが必要となってくるため、繊細な感覚は伝わりやすい反面、高度なパッティング技術が必要となります。

パッティングにイマイチ自信が持てないのであれば、パッティングが比較的優しいフェースバランスタイプを選んでみると良いでしょう。

ネックの形状

パターにはヘッド同様、様々なネックの形状がありますが、自然なストロークを実現させるためにもネックの形状選びはキーポイントになってきます。アドレスに入った時違和感がないかなど、フィーリングで選ぶと間違いありませんが、その形状と特徴についても少しだけ触れておきましょう。

クランクネック
カギ型などとも呼ばれていますが、シャフトよりフェース部分が前に張り出す形となっているため、よりボールを捉えやすくなります。

スラントネック
スタイルはカギ型と変わりませんが、よりすっきりしている形状をしているため、アドレス時にカギ型と比べ構えやすくなります。ロング、ミドル、ショートなど長さが色々あり、最近ではショートスラントネックが人気です。カギ型と比べ引っかけにくいと言う特徴があります。

ペントネック
オフセットシャフトとも呼ばれています。よくマレットタイプのヘッドに装着されているタイプのネック形状です。パターを構えた時右足側に向かってシャフト1本分から半分程度曲がっており、2段階で曲がっているものもありますが、ボールをまっすぐ引いてまっすぐ出すことが容易になります。

ロングネック
カギ型のネック部分が長く作られたものです。ネックが長い分重心距離が短くなるため、ストレートなラインを描きやすくなると言う特徴があります。

初心者に人気のセンターシャフト
ゴルフクラブはヘッドの重心位置にシャフトの延長戦が重なることを禁止していますが、パターに限ってはこのルールが除外されています。そのため、パターではセンターシャフトと呼ばれる重心とシャフトの位置が重なるタイプのものが多く販売されています。

ボールをシャフトの延長線上でヒットさせられるため、パッティングのイメージが伝わりやすいパターとなっており、初心者にありがちなミスが軽減できます。

ただしセンターシャフトなどは、ロングパットの距離感がつかみにくいと言う欠点もありますし、プッシュアウトを頻発してしまう方には向いていない場合も。他のゴルフクラブと振りの感覚が異なるため、逆に難しいと感じてしまう方もいます。そのような場合、シャフトがフェース面の前方にあるネックモデルの方が良いパッティングへとつながります。

ネックの形状は打ちやすさに直結することもありますので、実際にパッティングを試しながらお気に入りを見つけてみましょう。

シャフトの長さ

シャフトの長さもしっかりチェックしておきましょう。身長やパッティングの構え方によっても丁度良い長さは変わってきますが、一般的に短めなシャフトの方がショートパットも繰り出しやすく、長いシャフトの方がロングパットも容易になると言われています。

実際に同じパターでシャフトの長さの違うものを持ち比べてみるなどして、自分にマッチするシャフトの長さを見つけてみましょう。中尺、長尺パターなど色々ありますが、一般的に男性なら34インチ前後、女性なら33インチ前後が妥当と言われています。

価格

やはりネックとなるのが価格です。どんなにお気に入りのパターが見つかったとしても値段があまりにも高くては手が出せませんよね。

ただしゴルフにおいて、ショットとパッティングの比率はそれぞれ6割、4割と言われています。パターの1本の占める割合が全体の40%と言うのですから、それなりにこだわりを持って選んであげることが大切です。

パッティングが伸びれば、スコアも格段に上がることになりますので、値段で選ぶのではなく、やはり自分に合ったものを購入するのが一番です。値段の重圧に負けて、妥協してしまうのではなく、良いと思えるパターを選んでみると良いでしょう。

まとめ

パターを選ぶ際、「実際にどれを選べばいいのか分からない」「本当に自分にとって一番のパターか不安だ」と言うこともあると思います。

パターを選ぶポイントについて色々見てきましたが、やはり自分の成長度合いやコンディションによってもパターの良し悪しの感じ方は異なりますので、これが完璧と言えるものを常に選べると言う保証はありません。

そんな時には、カスタムできるパターを選んでみるのもアイディアです。長く使いたいという方にもカスタムできるパターはぴったりと言えます。

カスタムできるパターはプレイ中や自宅で、付属のキッドなどを使用し、シャフトの長さ(レングス)やライ角の角度、重さ、グリップなどを調節できます。値段は少々高めになりますが、初心者のパター選びの手助けになってくれるパターと言えますので、購入を検討してみるのもおすすめです。

Posted by Caddy編集部
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