こんにちわ!ノザです。
突然ですが、話の上手い営業マンが苦手です。
家の外壁業者然り、車のディーラー然り、会話が上手い人程苦手…。
テクニックで騙されてる気になるんですよね。
多分同じ商品でも、テクニックを使って喋る人と、拙いけど一生懸命な人なら後者の人から買うと思う。僕は商品の優劣やコスパなどより、「この人から買いたい!」と思うかが重要なタイプなのです。
当記事を読んでる方で「そういった職種」に就いてる人がいるなら、いっそ「テクニックは使わない」という選択をしてみてはどうでしょう?
僕のような勘ぐる人間には効果テキメンだと思います。
さて今回は、「ゴルフとモラル」をテーマに書いていきます。難しいテーマを選びましたが、個人的に憤りを抑えられずこんな流れになりました。
その発端は、たまたま読んだ「特定のプロを攻撃した批判記事」です。
その記事ではとあるプロゴルファーが、「長髪で不精髭、皆不愉快に思ってるはずだ!」と酷評されていました。
ちょっと待ってよ!と思ったのが、この記事を書くきっかけとなりました。
※あくまでこの記事は僕が考えている事を文章化しただけなので、その点はご留意下さい。
長髪&無精髭はモラルがないと認定されるのか?
最初に僕の立ち位置を説明すると、
- ゴルフに容姿は関係ない
- 大切なのはプレー中のマナー
- 時と場所を選んだ最低限の服装
この3つを大切にしています。
なので見た目の長髪や髭なんて、その人の個性でありどうでも良い話だと思っています。
酷評されたプロは日本人なら誰しも知っているスタープレーヤーです。
実際ツアーでも何勝も上げ、今のゴルフ界の人気を席巻したと言っても過言ではない程のプロ。
それ程ゴルフ界に大きく貢献した方です。
にも関わらず、「長髪と無精髭で、きっと見ている人のほとんどが不愉快に感じてるはず」とは暴論も良い所ですよ。
仮に活躍していなかったとしても、「長髪」と「髭」という2つの特徴で不愉快な存在とは言えないでしょ?
2019年にはゴルフも大規模なルール改革が行われました。ゴルフもその時代の流れと共に様々な部分で変化しています。
昔のように人を選んでいてはゴルフも衰退して行きます。分っているからこそ多様化を求め、ネットで簡単に予約が取れるようになり、「エンジョイゴルファー」などの括りも出来た訳です。
昔の感覚で「あれはダメ」、「これはみっともない」なんて断言する方がおかしい。
時代の流れに取り残され、他人を批判するなら「老害」扱いされて当然。
というか、そのプロが日本ゴルフ会にどれだけ貢献したのか知っているのか?って話。その功績が無精髭と長髪で消えてしまうのでしょうか。
酷評されたそのプロは所作からコメント、メディア対応まで素晴らしい。最近は目だった活躍こそしていませんが、人間的に成熟されている方です。
【昔の当たり前①】プレー中のタバコも容認されていた
髪の長さや無精髭を非難した方は、昔のゴルフを知っているのでしょうか?
20年以上前、プロは試合中も平気でタバコを吸っていました。
ティーグランドで同組のプロが打つ姿を、「咥えタバコ」で眺めているのです。その方はゴルフ好きじゃなくても知っているようなビッグネームな人達がです。
今それやったらどうです?罵詈雑言の嵐ですよ。
「昔はそれが普通だったから」と言えばそれで終わり。
ただそんな拝啓がゴルフにあるんです。
単純な話、咥えタバコでプレーと長髪&無精髭はどちらが不快ですか?
【昔の当たり前②】二日酔いでラウンドして勝っちゃった
二日酔いでプレーを公言し、実際優勝してしまったプロもいます。今ではそんな事言ったら炎上物ですが、当時はネットなんて無いので言いたい放題です。
散々練習し、そのトーナメントに全てを掛けたプロもいたでしょう。
家族の為に命がけで挑んだプロもいるはず。
そんな人達がいるにも関わらず、「二日酔いなのに勝っちゃった」なんてどういうモラルなの?という話です。
でもこれも時代が、メディアが、周りのプロ達がそうした「ヒーロー」を望んでいたから許された訳です。
ただそんな時代背景がゴルフにはある。モラルの話をするなら、上記の内容を読んだら「長髪で髭が生えてる事のどこが問題なんだ?」という話になりませんか?
どちらがモラルの欠如に該当するのか訪ねたいものです!
変わって行く服装の定義
そもそもな話、服装の定義だって変わって来てるのです。
ジーパンやTシャツ、サンダルはさすがに今の時代でも無しですが、ゴルフも細分化されて大きく変わりました。
会員制のゴルフ場はジャケット着用が必須ですが、エンジョイゴルファー向けのゴルフ場なら、ジャケットの着用も必須という訳でもない。
今の時代は、ゴルフ場によって「ドレスコードの重さ」も変わっているんです。
昔はゴルフウエアもシャツ1枚で1万とかでしたが、最近では大分安価で売られるようになりましたしね。
襟が無い服でもラウンド可能
僕がゴルフを始めたのはもう10年以上も前の事。
その時は、「襟の無いシャツでのラウンド」はあり得ない状況でした。
しかし今では数は少ないけれど、襟の無いシャツも一流ゴルフブランドから発売されていたりします。
ある芸能人はゴルフブランドとデザインを考え、パーカーのウエアを作り、着用しながらラウンドしています。
Tシャツ、パーカーで18ホールラウンドするなんて一昔前では考えられなかった。もうそんなの出禁ですよね。
短パンならハイソックス必須!も変わって来た
服装に関しても有名所で言うと、短パンでのラウンドです。
短パンを履くならハイソックスが決まり。これもドレスコードでちゃんと決まりがありました。
しかし30度越えの真夏に、暑いからハーフパンツにしてるのに、ハイソックスを履いてる人なんて見掛けません。
規律の厳しいゴルフ場ならいざ知らず、他のカジュアルなゴルフ場なら黙認されているドレスコードです。むしろ見掛けた事すらない。
これも温暖化の影響で平均気温が上昇、熱中症などで倒れる人もいる中、ゴルフが環境の変化により許容の幅を拡げた結果です。
時代が変わり、環境が変わって、人の考え方も変わる。
その時代によってルールやモラルも変わるのです。
まとめ・ゴルフも時代と共に変わる!見た目なんかより、『紳士な心』が大切!
結局僕が言いたかった事は何か?
ゴルフのルールなんてコロコロ変わる。見た目より、中身を重視しましょう!という事です。
見た目より心、外見より中身なんです。
外見は紳士でもプレー中にベラベラ喋って大声出したり、ピッチマークを直さなかったらそっちの方が罪は重いでしょ?。
どんな髪型や髭面でも、その所作が紳士的でゴルファーなら問題ありません。
台風にあったような髪型じゃ文句も言われるかも知れませんが、髪が長い位で批判されるのはどう考えてもおかしい。
まぁとにかく時代の流れに沿った、柔軟な考え方をしましょう。
そして紳士な心だけは大切に。
それではまた!
この記事を書いた人
関東在住の普通のサラリーマン。
ゴルフ歴は10年以上。月一ゴルファー。
【Twitter】
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